2025年6月2日、元BiSHのメンバーであり現在はタレント・作家として活動しているモモコグミカンパニーが、自身のSNSでワタナベエンターテインメントとの契約終了と退所を発表しました。
退所の発表は、自らの手で書き下ろした直筆メッセージという形で行われ、ファンからは驚きとともに多くの応援の声が寄せられています。2023年6月に同事務所へ所属したばかりのモモコグミカンパニーが、なぜわずか約2年でその関係を終えることにしたのか──。
本記事では、公式発表と過去の活動履歴、そして彼女自身が語った今後の展望から、その「真の理由」に迫ってみたいと思います。
公式発表から読み解く「退所の理由」
彼女が投稿した直筆文書には以下のような一文があります。
「2025年5月31日をもちまして、これまでお世話になった所属事務所と契約が満了し、新たな環境で活動していく運びとなりました。」
この一文からわかる通り、**今回の退所はあくまで“契約の満了”に伴うものであり、後ろ向きな背景は見られません。**さらに、「新たな環境で」と明言している点からも、自らの意思でステップアップを目指した結果だと考えられます。
また、続けてこう述べています。
「今後もタレントとしての活動は続けながら、作家としての活動にもより一層力を注いでいきます。」
このコメントからは、作家活動の比重を大きくしようという意思がはっきりと読み取れます。実際、BiSH解散後も彼女は小説やエッセイの執筆を続けており、文筆家としての道に強い意欲を見せてきました。
契約満了と「新たな環境での活動」
彼女は、退所の理由について次のように記しています。
「2025年5月31日をもちまして、これまでお世話になった所属事務所と契約が満了し、新たな環境で活動していく運びとなりました」
つまり、円満な契約満了による卒業という形であり、決して後ろ向きな理由ではありません。
また、彼女はタレント活動を継続しながら、作家としての活動にさらに注力していくことも明言しました。
「ずっとやりたかった形式」の本を制作中
退所後の新たな活動として注目されるのが、彼女が予告した新たな書籍です。SNSでの投稿にはこうあります。
「現在、ずっとやりたかった形式で本も制作中なので楽しみにしていてください!」
このコメントからは、自身の理想とするクリエイティブな形を追求する姿勢が感じられます。
事務所という枠に縛られず、表現の自由を最大限に活かした創作活動を志しているのかもしれません。
タレント×作家という“ハイブリッド”な存在
モモコグミカンパニーは、BiSH在籍中の2022年に小説家デビュー。以降も執筆活動を継続し、作家としての評価も高まっています。
「タレントとしての表現力」と「作家としての文章力」を兼ね備えた彼女は、まさに今の時代を象徴する“マルチクリエイター”の一人と言えるでしょう。
モモコグミカンパニー退所が意味する「変化」と「可能性」
退所というと後ろ向きに捉えられがちですが、今回のケースはまったく違います。それはまるで、会社員が起業を志して独立するかのような“前向きな決断”に見えます。
より自分のペースで創作に向き合いたい
ファンと直接つながる機会を増やしたい
自分だけの表現の場を築きたい
こうした思いが、彼女の中で確かな輪郭を持ちはじめた結果なのかもしれません。
今後注目すべきポイントは?
- 新作書籍のテーマやスタイル:ファンにとって最大の関心事
- 自主企画やイベントの開催:朗読会、トークショー、展示会などの可能性
- SNSでの発信強化:ファンとの距離がさらに近づくかも?
まとめ:退所は「終わり」ではなく、モモコグミカンパニーの「再出発」
モモコグミカンパニーの退所は、ネガティブな出来事ではなく、むしろ自立と挑戦の第一歩です。
これまでの経験を糧に、今後はより自由な表現の場を自らの手で切り拓いていくことでしょう。
彼女の今後の活動から目が離せません。
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